現代の優生保護 批判するだけじゃダメ

とあるニュース

運営するグループホームで、知的障害があるカップルらが結婚や同棲を希望する場合、男性はパイプカット手術、女性は避妊リングを装着する不妊処置を20年以上前から条件化し、8組16人が応じていたことが18日、分かった。「同意を得た」としているが、障害者が拒否した場合は就労支援を打ち切り、退所を求めていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4f2aeeb12c2633bfdc01ac31b821ff5e77c9d2e9

どこぞのグループホームの話で、ここの施設の理事長は、理事長は「養育不全になった時に誰が責任を取るのか。生まれてくる命の保証はしかねる」と主張したそう。

産まれる子どもの養育を心配してとのことらしいですが…

とんでもないことだ!と批判するだけではダメなんだろうな。

ちなみにある程度の養育を可能にする社会制度はあるようです。

自分も障害者だけど、だから思うのか…優生保護の思想が間違ってるってなった時、臭い物に蓋をするじゃないけど、改めて優生保護ってなんなのか、何がいけないのか、どうしたらいいのか。議論する場があった方がいいと思う。過去記事(優生保護という黒歴史)

批判して終わりじゃダメだ。多様性、ダイバーシティ、インクルージョンが叫ばれる昨今。その議論はとても大事だと思う。

できれば小学校高学年〜高校の総合学習、キャリア教育に盛り込んでほしい。

だって一時は、優生保護の思想が本気で正しいと世界的に思われてたからね。日本では優生保護法なんて法律にもなったくらい。しかも優生保護法の廃止は1996年と結構最近。