介護保険、ケアマネージャーさんとの初打合せをました。
実は、先月介護保険の申請をしまして、認定調査員の方が来られました。
そして先日、介護認定されて、保険証が届きました。
認定の介護度は「要支援Ⅰ」
ただし、現状自分の事は、自分でできているので介護度は「要支援Ⅰ」ですが、歩行時のふらつき、転倒が自他共に心配なので、場所によって・人が多い場所や狭い場所・長距離を歩かざるを得ない時 など借りれる場合は車いすを借りますので、僕の実情に合ったケアサービスを提供するための・ヒアリング・アセスメント(評価)して、ケアプランを作成してくれます。そのための打ち合わせ。(今度車いすの試乗があります)
(※通常要支援では、介護保険の車いすの貸出サービスは受けられません。)
42歳にして①健康保険証、②福祉医療費受給者証、③特定疾患医療受給者証、④介護保険証、⑤介護保険負担割合証 と、5つを保持することとなりました。
まま、それはさておき打合せには、ケアマネジャーの方と保健師の方がいらしてくださいましたが、とても話しやすく、話を聞いてもらいたい感じの方達でした。
ドクターや看護師もそうですけど、こういう場って結構センシティブで触れにくい話題に触れていくと思うので、印象や信頼関係ってめちゃめちゃ大事ですね!
ちょうど大学で学んだ部分です。https://www.guccho-intractabledisease.com/2022/05/11/blog-78/
大学での学びと、今回の打合せで思った事が2つあります。
1つは、どんなことでも信頼関係が本当に大事だなと、改めて思ったこと。
信頼関係のない人に自分のことをなんでも話す気になれないですよね。
(それで医療や介護が遅れてしまうのは良くないけど)
介護保険の認定をする際は、認定調査員の方が訪問して僕の現状をアセスメント(評価)します。その評価と、主治医の意見書をみて認定が決まります。
認定されるとケアマネジャーがヒアリングでもう一度僕の現状をアセスメントしてケアプランを作成します。
このケアプランは、そのときの状態に合わせて更新されていきます。
このケアプランに沿ってケアサービスが提供されていきます。
要介護など介護度高めの人の場合、介護福祉士の方が介護してくださいますが、それもケアマネジャーが作成するケアプランに沿って介護してくれます。
ケアプラン作成や、ひいてはソーシャルワークの根幹として重要なアセスメントですが、これといった定義付けはされていません(国際的に)が、福祉、ソーシャルワークの学問では、
アセスメントでは、その人(クライアント)の
• 生活課題、障害、疾病の理解
• その人を取り巻く環境の理解
• その人の暮らす地域、 社会、制度政策の理解
• その人のストレングス(出来る事、強み、得意な事)の理解
などの視点が大切で、常に更新し続けることも大切。
それらを理解するために以下の“アセスメントする側の姿勢”が大切だと学びました。
• 事柄ではなく、人としての関心がほしい
• 基本情報を押さえる質問、問われる意図や回答する意
味が伝わらない質問では、回答の意欲がそがれる
• 面接では、自分の可能性を見出せる結果を期待している
• ひっかかってほしいポイントに気づいて踏み込んでほしい
• クライエントを知った上での提案がほしい
• イメージの共有ができたことをフィードバックされると、理解されたと感じる
• ソーシャルワーカーとクライエントの信頼関係
2つ目の思ったこと、コレって障害や病気の有無関係ないよなってこと。
全く同じとまでは言わないけど、障害者も健常者も案外同じだなと。
障害や病気の有無で自分の価値は変わらないんだと改めて思った。
障害者も健常者も大人も子供も、みんなフェアに生きよう。堂々と生きていい。
障害者になってはじめは、何してもらってもついつい「すみません」って言っていた。(障害者になるまえからだけど笑)
「すみません」じゃ信頼関係は築けない。
信頼関係ってお互い笑顔になれないと築けないと僕は思う。
信頼関係を築くためにも、やった人もやってもらった人も笑顔になれるように「すみません」を「ありがとう」に言い換えて、
“すみませんよりありがとう”と言って“堂々と生きる”そう伝えたいと思った。
※障害者と健常者って言葉は、2者に区別している感じがなんとなく好きではないけど、言い表すのに便利なので使っています。