ヘアカラーのアレルギー 〜美容師にできること〜

先日のブログを書いた思いと補足

http://www.guccho-intractabledisease.com/2017/12/13/【重要】ヘアカラーされる全ての方へ/

美容室でヘアカラーをして
「いつもはピリピリしないのに!?」     「いままでピリピリしたことなんてなかったのに!?」
って経験したことありませんか?実はこれって理由があるんです。

ヘアカラーが登場して30年ほど私が美容師になって20年が経つのに
この理由やヘアカラーのリスクについてあまりにも世間に周知されていないことでお客様が心配です。


まれに説明しても「それを何とかするのがプロでしょ」とおっしゃる方もみえますが…

おっしゃる通り私達美容師は国家資格を持ったプロです。しっかり見極めた上での提案、判断に  この記事を見て耳を傾けやすくなれば幸いです。

なので安易に
「あの美容室行ったらひどい目にあった」
「あの美容室は悪いカラー剤使っているに違いない」
「あの美容室はカラーが下手くそ」
と決めつけていませんか?

その気持ちもちろん分かりますよ!!

でも、それだけで片付けてしまうともしかしたらご自身の身体に大変な事が起きてしまうかも!?

もちろん美容室では、お客様の安心安全に配慮したお店ばかりだと思います。
私の美容室でも、使用しているヘアカラー剤はCOTAというメーカーの業界トップクラスの安全性の高い薬剤を使っています。
また、リズミック(ゼロテク)という特殊なハケを使って頭皮ギリギリから塗布を行い、頭皮についてしまうカラー剤を極限まで減らす技術を習得したり、
カラー剤などの薬剤(ジアミンやオキシドール)を中和する薬も使用しています。
これによりお客様に永くヘアカラーを楽しんでいただくためにヘアカラーによるアレルギーが少しでも長く起きないようにしています。

なぜならヘアカラーによるアレルギーはヘアカラーの回数の積み重ねで誰にでも起きておかしくなりません。

私達美容師にできる対策は、アレルギーが既にある方は、マニキュアなど別の提案をすること。
勇気を持ってヘアカラーをお断りすること。

信頼できるメーカーより安全なカラー剤を選び仕入れること。
薬剤を頭皮に残さぬようヘアカラーを中和する薬も使ってケアすること。
お客様から以前ヘアカラーした時のことをしっかりヒヤリングすること。