実は障害当事者市議会議員

実は2年前の8月から市議会議員させていただいています。

先日地元高校生と「さくら議会」という高校生議会(議会とは?議員を体験してみようという趣旨で、いわゆる主権者教育の一環です)が行われました。

私は事前質問で「この仕事のやりがいは何ですか。」にこう答えました。

「一番のやりがいは、
いろんな人から相談を受けて、その声を市に届け、
「ここをもっと良くした方がいいよ」と提言できることです。
誰かの困りごとを、仕組みとして変えられる可能性がある仕事です。」とお答えしました。
が、実は時間の都合上質問に対する答え以外の部分を割愛しました。

この質問は、僕に初心を振り返らせてくれました。

やりがいとは違いますが、自分がチャレンジする姿を通して、誰かに勇気をもらってほしくて立候補しました。

私は元美容師スタイリストですが、35歳で病気のため仕事ができなくなり、

43歳から車いすで生活しています。

当たり前にできていたことが、できなくなっても、

挑戦し続ける姿が、

誰かの背中を押せたらと思っています。

また、議員になったことで、多くの人と出会い、関われたことがとても嬉しいです。

この仕事は、経験そのものが誰かの役に立つ仕事だと感じています。

皆さんの背中を押せたら幸いです。